はり治療といえば肩こり、腰痛、神経痛その他運動器疾患などに有効だというイメージがありますが、本当はもっと幅広い有効性が認められています。

【神経系疾患】　脳卒中後遺症、自律神経失調症、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー

【循環器系疾患】　高血圧低血圧症、動機、息切れ

【呼吸器疾患】　気管支炎、喘息、風邪および予防

【消化器系疾患】　胃腸病、肝機能障害、痔疾患

【婦人科疾患】　　更年期障害、乳腺炎、生理痛、月経痛、不妊

【小児科疾患】　　小児神経症、小児喘息、アレルギー性湿疹、夜尿症、虚弱体質

以上のような疾患が世界保健機構により認められております。

また、当院では妊婦さんへの鍼治療も行っております。

経絡治療は、まず目に見えない気を脈やお腹、問診など、五感を使ってその歪みや身体のアンバランスさを把握し、働きすぎている場所は落ち着かせ、弱っている場所は補って、そのアンバランスさを正していく治療です。

人それぞれ体質が違うので使用する穴（ツボ）や刺激を与える経絡も変わり使う鍼の種類や手技までも変わってきます。

当院ではあなたの体質に合わせてからだの声を聞きながらオーダーメイドの治療で進めていきます。

体には主に12本の経絡が流れています。電車で例えると経絡が線路で駅にあたるのが　ツボ（穴）ということになります。
経絡は体表のツボ（穴）と相互に連絡しています。
それだけではなく　体の中をめぐって深部の内蔵や器官と連絡しそれらの活動と呼応し合っています。つまり　経絡は　内臓器官の延長であり、その良否は体の健康を左右するものです。

経絡治療とは、ツボ（穴）を通して経絡に刺激を与え、病気になりにくい体や病気になっても自己の自然治癒力高めることができる治療法の事をいいます。

病気そのものに焦点をあてるのではなく、身体全体を整えて自然治癒に導くというのが本来の考え方です。

鍼（はり）ともぐさを使ったお灸で　体のツボを刺激する鍼灸療法を行います。

ツボに刺激を与え人体に作用させ様々な疾患、病気を予防、治療を行います。

ストレスによる心身の不調、慢性疲労、虚弱体質や婦人科疾患（生理痛、更年期障害など）不妊でお悩みの方にも効果が望めます。

もちろん、

・頭痛、肩こり、腰痛などの運動器疾患にも有効です。

鍼をすると副交感神経が優位になります。例えばお母さんがストレスを受けると交感神経が優位になります。そうすると、血管が収縮してしまいます。その結果血流が悪くなります。当然、子宮の血流も悪くなってしまいます。うまく鍼灸を活用して副交感神経を高めましょう。

心とからだにやさしい東洋医学で妊娠しやすい身体づくりを行いましょう。